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6.4 The purpose of the Advisory Group
ISO Directivesによると、ISO/TC 8のAG会議の所掌範囲は次のとおりである。
ISO/TC 8 AG会議は、co−operation、planning及び仕事の方向づけ並びに特別な任務について議長及びsecretariatに助言し助力すること。
AG会議のメンバーシップは、Pメンバー国の中からボランティアーを募り決めているが、会議はすべての関心ある国及び連携機関に間かれている。いくつかの国は、効率の点から実行力のある少数グループを好み、また、いくつかの国は同様の理由から電話、FAX,Eメール等最新の通信手段を使い、会議関催数を減らすことが出来ると言っている。SCは定期的に、ISO/TC 8に現況報告を提出している。AG会議は、SCが困難に遭遇した課題のみを処理すべきである。これらの問題は、SCの議長又はsecretariatによって、ISO/TC8の議長又はsecretariatの注意を引くようexception reportの形で持ち出されなければならない。そうすればAG会議は、“Management by Exception”の原則で取扱ことができる。

 

7. Recruitment, Communication and Public Relations(8 N 892,8N 898)
本件に関するAd hocグループの報告は、8 N 892及び8 N 898に述べられている。
積極的な参加国の募集に関しては不熱心なPメンバー又はOメンバーを活発化させることから、全く新しいメンバーを募集することまで色々な選択がある。また、いくつかのSCの活発なメンバーには、本会議に出席するよう働きかけることができる。他方、いくつかの代表は、会議に出席せず、質問状に回答せず、投票に参加しないPメンバーのメンバーシップはキャンセルすべきであるとの意見を持っている。活発なメンバーのみが、国際規格の作成に真に貢献している。
この分野におけるAd hocグループの仕事の参考に供するためすべての代表は、将来の活発なメンバーについての展望を提出することが求められている。次の国々はこの会議の場で述べられたものである。即ち、カナダ、チリ、フィンランド、フランス、ギリシャ、アイスランド、インド、インドネシア、韓国、ポーランド、スペイン、トルコ及びスウェーデンである。いくつかの代表は、陸棲国に働きかけると言っている。
ある参加国は、国内委員会へ海運業者の参加を求めることは、絶望的であると言っているが、他の国は問題ないと言っている。

 

8. Status of other items
その他討議する議題はなかった。

 

9. Liaisons and Co−operation
本会議で十分な審議が行われたので、この項目については更なる討議はなかった。

 

10. Future Meetings of the Advisor Group
次回AG会議は、Resolution152に従い、1997年4月に開催される。ISO/TC8/SC7議長とsecretariatを努めているロシア連邦が、ISO/TC8及び肌会議に、ここ数年間(財政的な制約から)参加する状態にないことを考慮し、ロシア代表の旅費の節約

 

 

 

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